要求は素直に正確に。

 誰かと過ごしているとき、その相手が自分に対して要求している事が明確にわかる時がある。それを、一度汲み取ってしまえば、要求を言語化しなくても読み取ることが当たり前になってしまうのだ。


 阿吽の呼吸なんてものは、思いやりの上での言語による意思疎通の繰り返しによって出来上がったものであり、それをハナから求めるなんて横暴すぎる。


 横暴者は自分の要求を汲み取ってもらうことで満たし、汲み取られなかった時は思いやりが足りないと不満を漏らす。

 そのくせ、要求を言語化する者に対して、わがままだとか暴力だとか喚き散らす。わがままに暴力を振るってるのは誰なのか?自分だなんて事は考えもしない。

 横暴者は、自分が横暴だなんて思ってもいないので、他者にも言語化されていない欲求があると思い込んでいる。そういうやつらが、不安そうに顔色を伺ってくる様子、表情が嫌いだ。

 言語化されている要求を真の要求だと思わず、裏の裏を読もうとして要求とは違うものを渡してきたりするので腹が立つ。

 

 上記の人物に自分が当てはまっていて色々と疲れてしまった。横暴者は私だ。


 もう、疲れ果てたので自分の要求を素直に言語化したら楽になった。自分の要求スタイルがそうである限り、他者の言語化されているもの以外を読み取る必要なんてない。

言語化しないてめえが悪い。


 言語化した欲求が通らなかった場合、何故ダメだったのかの原因追求、必要であれば改善が出来る事に気付きさらに楽になった。


横暴者は丁重に無視をすることに限る。