惰性は友達の内の一人です。

 何もしたくない。向上心なんてものもない。惰性だけが友達だ!だらだらだら。

 

 希望も期待も願望すらない場合、何をどうすればいいのかわからない。ふとしたときに誰かが「あなたは、これをしなさい」と決めつけてくれたら楽になれるのだろうか。

「いやだ、いやだ」なんて呟きながら決められた事をこなして、回りには人がいて、その人々に誉められたら、満たされるのかしら?ねえ?なんて思ったりして。

 

 頑張らないことが罪、成り上がる事こそが正義だなんて重たすぎる。惰性に身を任せ、ふわふわしていたい。頑張って勝ち取るなんて疲れる。そもそも頑張るってなんだよ。耐え続ける事なのか?

希望や願望や目標が無ければ、努力なんてしようが無くて、頑張る=忍耐になってしまう。向き合うとか踏み込むとか、何に対して?なんて思ってしまう。

 

ふわふわしていたい。全てが正しくて、全てが間違っている。

 

頑張らないと存在が勝ち取れないなんてつらい。

ふわふわと存在しているのに。

 

核心とか真実なんて都合よく書き換えれるものだと思う。書き換え尽くされた物語が好き。何通りにもこねくりまわして楽しむのだ。

 

数式か素粒子か物語しかないのだよ。